私達は美作ライオンズクラブの代表として石巻の子どもたちにライオンズ文庫の寄贈を兼ねて視察に行きました。

海面より数十メートルの所に建っている施設の玄関の柱に津波の記録が残されていました。 子の施設の2階に居た人たちは難を免れたそうですが、此処まで避難してきた人の中には前の駐車場で後ろから来た津波に何人も飲まれたそうです。

　石巻中央ﾗｲｵﾝｽﾞｸﾗﾌﾞの阿部氏に石巻・女川を案内をして頂き、当時の体験、状況を事細かく説明して頂き胸の熱くなる思いでした。やはり現場を見ることで何かを感じ取ることが出来、私達は今後何が出来るのか何が伝えられるのかを考えさせられました。
　震災から一年四カ月が経っていましたが復旧はほとんど進んでいませんでした。又、行方不明者の捜索も懸命に行われていました。

仮設店舗 仮設店舗 仮設店舗 仮設住宅（地域によって全く違う） 津波が床上１ｍまで達した西光寺。住職に当時の体験とその後の地域の人との関わりを聞かせて頂き、私達では計り知れない事ばかりで、涙が止まりませんでした。